こんなときはご相談を
●まずはお医者さんにご相談を
体がどこかおかしい、と思われたら、まずはお医者さんにご相談されることをお勧めします。我が国において、病名を特定し､処方､投薬､または注射､外科的手術､放射線照射等による治療を行なうことができるのは、医師免許をもつお医者さんだけです。また、採血､採尿､生体組織の顕微鏡検査､電子機器による検査等を行なうこともできます。
たとえば、うつ伏せに寝て腰椎から胸椎下部を手の小指側で軽く叩打して痛みがあるようなときは、脊椎の圧迫骨折等が疑われます。こんなときは当然ながら、安易なマッサージ等は避け、すぐさまお医者さんに診てもらうべきです。一見しただけではわからなかった圧迫骨折も、X線やMRIで検査してみると、それとわかるケースがほとんどだといわれます。
このように、重大な疾病の早期発見・早期治療の機会を逃さないためにも、きちんとした医院で診療、検査してもらいましょう。それで、問題なしとなれば、一安心できます。
また、そこまでいかないと判断されるような、ちょっとした体の症状緩和、解消には、鍼灸師さんやあん摩・マッサージ・指圧師さん、柔道整復師さんなどがいらっしゃいますので、評判などをよくお確かめのうえ、自分にあった施療をお受けになるといいでしょう。
もし残念ながら、お医者さんに診てもらったけれど、器質等には異常がなく、原因がよくわからないなどと言われたとか、鍼灸師さんやあん摩・マッサージ・指圧師さん、柔道整復師さんなどの施術も受けたけれど、なかなか思うような効果が得られない、あまり改善がみられないというようなことであれば、当施療所に一度ご相談ください。また、全体的視点からアプローチする体にやさしい療法に関心をお持ちで、一度試してみたい、という方も、ご遠慮なく、お声をかけてみてください。
●体にやさしい〝全体施療”にご関心があるときはお試しを
どこまでご期待に沿えるかは定かではありませんが、当施療所では、次のような特長のもとに、真心を込めて、施療に当たらせていただいております。
- トラブルの拠って来たるところ（影響部）を探り出し、体全体のつながりの中から問題の解消、改善を図ります
- いわゆる対症療法ではなく、むしろ体全体のバランスの回復に力点を置いています。いうなれば、“部分”でなく“全体”的な視点からの療法に主眼を置いています
- 眼目は、そのことによって、人がもともと持っている「健やかになる力」、いわゆる自然治癒力を引き出すお手伝いをさせていただくことにあります
- 施療は、指先を要所に軽く触れるだけ、あるいは掌を軽く浮かせた状態で体内の気（生命エネルギー）の流れを円滑にする、乱れを正すといった手技等を基本としていますので、体にやさしいアプローチ法の一つとしてお受けいただけるのではないか、と思っております
ただ、施療にあたっては、じっくりとお話を伺い、上述のように、全身的な視点から進めてまいりますので、その分、どうしても時間がかかりがちです。その点をあらかじめご了承のうえ、ご相談していただければと思います。
●以下の禁忌事項についてもご注意を！
上述のように、当施療所の施療は、体にやさしいアプローチ法を基本として、自然治癒力をより効果的に引き出すための補助を目的に行なうものです。したがって、医師法・薬事法・柔道整復師・あんまマッサージ指圧師・鍼灸師等に関する法律に抵触しない施療であることを念のため、付け加えさせていただきます。
とともに、当施療所では、以下のような項目に当てはまる方については、施療は原則として控えさせていただいておりますので、あらかじめご理解とご了承をお願いいたします。
- 感染症、伝染病にかかっている方
- ガンや肉腫の悪性腫瘍のある方
- 化学療法を行なっている方
- 重い静脈瘤のある方
- 動脈瘤や動脈硬化症などの血管性疾患がある方
- 胃や十二指腸疾患などの潰瘍性疾患がある方
- 化膿性疾患のある方
- 出血性疾患のある方
- てんかんなど脳に疾患のある方
- 重篤な疾患や持病がある方（高血圧、喘息、心臓病、糖尿病、腎臓疾患、肝臓疾患、リュウマチなど）
- 重度の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、脊椎すべり症など明確な診断を下されている方
- その他、気になる重篤な病気をお持ちの方
また、以下に当てはまる方は、必ず事前にお申し出くださるよう、お願いいたします。
- 皮膚の弱い方
- アレルギーをお持ちの方
- 甲状腺の病気のある方
- 妊娠中の方
- 生理中の方
- 長時間の仰向けまたはうつ伏せの姿勢がつらい方
- その他、気になることがある場合
上記に当てはまる方が然るべきお申し出を事前になされなかった場合や、施療中の当方の指示、アドバイスに反し自らの判断による行為等で引き起こした体調・症状の悪化については、事の次第を問わず一切の責任を負いかねますので、十分にご注意ください。